去死去死團

「死ね死ね団」を知っている、と言うと歳がかなりばれる。だが彼ら、今は何と台湾で活動中とか(笑)。



今年の2月、中国語ウェブログに、日本の最近のバレンタインデーについて紹介する文章を書いた。かの地でも関心が高いようで、少なからぬ書き込みを頂き、チョコは男が女に贈る方が多い、とか、チョコを贈らず花束や金のアクセサリーを贈ったりするよー、などと教えてもらったが、その中に面白いものがあった。

バレンタインデーになると、デートスポットに出没してデモ行進を行い、雰囲気をぶちこわす集団があるという。当然「相手のいない」人々が徒党を組んだもので、そろいのTシャツの背中には「情侶去死(カップルは死ね)」というスローガン。そのグループの名が「去死去死團(死ね死ね団)」というそうだ。語源は、レインボーマンの敵役の秘密結社から来ているのはほぼ確実だろう。いやはや、どこの誰が、いつ紹介したのやら。

と思って調べてみたら、ちょっと前に流行った漫画「行け!稲中卓球部」の中に「死ね死ね団」のパロディが出てきたらしい。ふうん、知りませんでした。(これで完璧に歳がばれた)するとこの「去死去死團」は、あの「死ね死ね団」の孫にあたるワケだ。

「去死去死團」の活動の模様を収録したドキュメント映像(笑)を紹介されたので、見てみた(残念ながらもうリンク切れしたようだ)。10分余りの長さで少々間延びするが、相当な人数が参加し、バスなどを借り切って、結構大規模にやっているのがわかった。しかも一過性の集まりではなく、クリスマスなどカップル色のある日にこうしたデモを行った「実績」もあるらしい。

とは言え、おふざけでやっているのは明白で(このビデオ映像もだ)、みんなで活動用の替え歌などを唱和したりして、楽しそうでさえある。その歌詞の中に、「orz」や「XD」などの用語(?)が入っているのが、なかなか彼らの性格を匂わせるような。

いずれにせよ、今の日本ではあり得ない光景だ。バレンタインでこんなに騒ぐことの是非というよりも、デモという活動自体に対する感じ方が違うのだろう。聞くところでは、台湾は選挙運動がものすごくハデで、政治家の集会やデモにも相当な人数が集まるというから、ああいった集体行動に比較的なじみが深く、とっつきやすいのではないだろうか。日本人の場合、昔の学生運動(とその末裔)への印象が余りよろしくないからなのか、たくさんの人がプラカードや横断幕を持って歩いていると、その主張に耳を傾ける前に引いてしまいますもんね。

そう言えば、今日はメーデーだったっけ。…お、うまいこと季節ネタに落ち着いた。XD
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by uedadaj | 2006-05-01 23:35 |


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